子どもの健康を願って始まった相談
ある日ふと、子どもたちの将来について考えました。特に気になったのはアレルギーのこと。少しでも症状が和らぐ方法があれば…と、そんな時にSNSで「栄養相談」をされている方を見つけました。
私も健康寿命長くして子どもたちと楽しく過ごしたいし、やりたい事たくさんあるし!
これは試してみる価値があるかも?と思い、思い切って申し込んでみました。
健康食品との出会い、そして…
相談で紹介されたのは、ある健康食品。「へぇ、なんかよさそうやん」と感じて、まずは自分で試してみようと思いました。その方も気さくだしいい人そうだし信用してもいいかも。まだそのときは、まさかこの先の展開になるとは夢にも思わず。
でも、ふと販売の仕組みを聞いたとき、「あれ?これって…ネットワークビジネスやん?」と気づいたんです。気持ちが一瞬不安になりましたが、「購入するだけで何もしなくてもいいから」と言われたので、じゃあ試してみてもいいかなと思い申し込みました。
熱い誘いと、自分の中のちょっとした揺らぎ
商品がよさそうだったし、紹介してくれた人がとにかく熱心で。「この商品でたくさんの人を助けたい」「あなたも一緒にビジネスしませんか?」と情熱たっぷりに誘ってくるんです。
確かにな・・いい小遣い稼ぎになるかもって揺らいできました。
その熱に押されて、なんとなく「まぁ…やってみてもええかな」と思い始めてしまいました。気づけば、オンラインセミナーに参加し、自己啓発的な講座にも顔を出すように…。
でも、あのテンションはやっぱり無理 ~若かりし頃の思い出~
ところが、ある日ふと思ったんです。「やっぱりこのテンション、無理やわ…」と。
思い出したのが、20歳そこそこの頃のこと。当時ちょっと仲良くなった友達に、喫茶店で2時間以上、ネットワークビジネスを延々と勧められた記憶が蘇ったんです。
そのときとまったく同じセリフが飛び出してきました。
「幸せになりましょう」
「これで困っている人を助けてあげましょう」
うん、20年以上前と全然変わってへんやん…
ビジネスとしてはフェードアウト
そんなわけで、私はビジネスとしては続けられませんでした。そーっと、フェードアウトするように、その方たちとも自然に縁が切れていきました。これ、ネットワークビジネスあるあるですよね。
もちろん20歳そこそこの時に私に必死に勧めてきた友達とはすぐに縁が切れました。
この時に思うのは「私は商売道具だったんかな」って事。悲しくなるんですよね。
実は裏側も知ってたんです
実は私、以前に別のネットワークビジネス会社で「事務」として働いていた経験があります。そのときは割り切ってお仕事としてやっていたので、ビジネスの勧誘などには無縁でした。
でもね、しょっちゅうクレームの電話がかかってきてたんです。「話が違う!」とか「返金してほしい!」「あの人のグループでは活動したくない」とか…。もちろん、どんな仕事にもトラブルはあります。でも、ネットワークビジネス特有の“人間関係のもつれ”は、なかなかクセがあるなと実感しました。
否定はしないけど、向き不向きはある
私はネットワークビジネスを完全に否定してるわけではありません。合う人には合うし、うまくいっている方もいらっしゃいます。ただ、人間関係のリスクが高くて、向き不向きがめちゃくちゃはっきり分かれるビジネスだなと思います。
とにかく独特の雰囲気がある。勧誘に対してのガツガツ感がすごいある。私は元々ガツガツ感が苦手なので、最初から向いていなかったんです。
最後に
この経験を通して思ったのは、「自分に合ったやり方で無理なく過ごすのが一番」ってこと。情熱は素晴らしいけど、押し付けられるのはしんどい。自分のペース、大事です。
40代以降の方は1度や2度は勧誘された経験があるのではないでしょうか?
これから勧誘に合われるかもしれない方、断るコツ!
「あれ、この空気もしかしてネットワークビジネス?」って感じたら
「私、昔ネットワークビジネスの会社で働いてたから、ちょっとね・・」
みたいな雰囲気出すと、相手はやや引いてくれます。
最後まで読んで下さってありがとうございました。
今回の教訓
「合わないものは、やっぱり合わん!ちゃんと断ろ」
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