今回はファッションの話。と言っても最近の流行りの話やファッションのコツなどを難しくお伝えするものではないです。どうぞ気楽に読んでください。
若い頃の私は、流行に敏感で、おしゃれが大好きでした。
雑誌を真似して、人気のブランドを着て、足が痛くてもヒールのあるブーツを無理に履いたこともあります。雑誌のCan Canとか流行ってたんですよね。
…でも、今思うんです。あの服、本当に「似合ってた」のかなって。
流行ってるから、みんなが着てるから。
「着たい」よりも「着なきゃ」っていう気持ちが、どこかにあった気がします。
ある意味自分がなかったと思います。
あなたもそんな時代ありませんでしたか?
おしゃれの優先順位が変わった理由
結婚して、出産して、子育てや仕事に追われる日々の中で、自分のことはだんだん後回しに。
動きやすさや価格重視で服を選ぶようになりました。でも、それは決して「あきらめ」ではなくて、「今の自分にちょうどいい選択」だったのだと思います。
家族と出かける時は、汚れても平気な服、たくさん歩けるスニーカー。
昔なら「ダサい」と思っていたスタイルも、今では「快適で自然体」。心地よくいられることが一番のおしゃれになりました。
綺麗って、誰のため?
ふと、こんなことを思うようになりました。
「綺麗でいなきゃ」って、誰のため?
夫?周りの目?社会の常識?──でも本当に大事なのは、自分がどう感じるかじゃないでしょうか。
私は主人が生きていた時よりもファッションが自由になった気がします。
周りからのアドバイスってありがたい時もあるんですが、足かせになってしまう事もあるんですよね。
ノーメイクで出かけた日、「今日はすっぴんだし…」と少し後ろめたくなることありませんか?でも、肌が元気で心が元気なら、それでいい。すっぴん=ダメじゃないと思うんです。
今でもたまに「今日はすっぴん?」とか聞くオヤジいますけど、「だから何・・?」って思うだけ。
Tシャツにスウェット+スニーカー、そしてすっぴん!カッコいいじゃないですか!!
合計金額1万円未満
私の目指すところはここです。だからユニクロやGU大好きなんです。
「年相応」って誰が決めたの?
よく耳にする「年相応の服装をしなさい」という言葉。でも、それって本当に必要なんでしょうか?
年齢でおしゃれを制限されるのって、なんだかもったいない。
大事なのは「今の自分に合っているかどうか」。40代以降でも好きな色を着ていいし、柄物だってOK。キャラクターがドーンと入ったTシャツを着たって構わん!**「自分が着たいから着る」**という気持ちがあれば、それが一番素敵だと思うのです。
色を味方につけると、もっと楽しくなる
私が40代になってよかったなと思うのは、「色」を上手に使えるようになったこと。
昔取得した色彩検定3級。たった3級?・・。と思うかもしれませんが、これが思った以上に活きているんです。
変な色合わせをしなくなるだけで、ぐっと垢抜けた印象になります。ファッションだけでなく、インテリアや小物選びにも役立つから本当に万能!
しかも、3級程度なら独学でも合格可能。学習時間もそんなにいらないし、テキスト1冊を読み込めば、生活に“色”のセンスを加えることができますよ。
誰でもチャレンジできるハードルの低い資格です。でも価値は高いです。
これからのおしゃれに大切なのは「自分の気持ち」
おしゃれに正解はありません。
昔の無理したスタイルも、今の自然体な装いも、どちらも私です。
だからこれからは、「綺麗に見せる」ためじゃなくて、**「自分が心地よくいられる」**ためにおしゃれを楽しみたいと思っています。
好きな服を着て、好きな色を選んで、自分らしく笑える毎日。
やたら露出が多くて周りに迷惑をかけそうとか、そんなんじゃなければ自由です。
流行りが大好きでそれを追うのもよし!追わないのもよし!それが自分らしくて生き生き出来るのであればどちらでも構わないと思います。
\今回の教訓/
「おしゃれは年齢で決まるものじゃない。“誰かのため”じゃなく、“自分の心が喜ぶかどうか”で選ぶ」
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