【体験談】私が「五月病」になったときの話

ノコの日記

GWが終わったこの時期、明日からダルいな・・って思っている方多いのではないでしょうか?
私はずっと思い続けています笑

今回は、私が人生で初めて「五月病」の症状を体験したときの話です。

ずいぶん昔の話になりますが、中学1年生と高校1年生の時、私は突然体調を崩しました。
まさに環境がガラッと変わる時期。緊張や不安がピークに達していたのかもしれません。

自分では普通に生活していたつもりなんですよ。
でも何の前触れもなく、ある日学校から帰ってくると、涙が止まらなくなりました。さらに発熱と嘔吐に見舞われ、数日間寝込むことに。学校で何か嫌なことがあったわけではありません。ただ、環境の変化に心と体が耐えきれなかったのでしょう。

親も心配して「学校で嫌なことがあったのか?」と聞いてきましたが、自分でも理由がわからなかったんです。当時は「五月病」という言葉が少しだけ知られるようになってきた時期でした。


五月病とは?

五月病(ごがつびょう)は、社会人や大学生、中高生、小学生、幼稚園児などに見られる、新しい環境に適応できないことに起因する精神的な症状の総称です。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より

この時期、私たちは新しい場所、新しい人間関係、そして新しい自分に出会います。しかし、その変化に心が追いつかないことがあります。
自分の事を分かってくれていた人が周りにいなくなって、また新しい人間関係を作っていくというのは大変な事なんです。色々と気を遣いますしね。

精神的な不調は、気づかないうちに進行して、ある日突然表面に出てくることがあります。「なんとなく学校が嫌だな」「会社に行きたくないな」そう感じたとき、それは心のサインかもしれません。


自分の世界を広げるということ

「学校が嫌だな」「会社が憂うつだな」と思ってその事ばかりを考えている時は、その場所が自分のすべてのように感じてしまいます。でも、実は違うんです。

今の時代、学校や会社以外にも居場所はたくさんあります。映画、ドラマ、読書、押し活、趣味…そこから自分の世界が広がることもあります。そして、それに触れることで考え方が変わることもあるんです。
何か興味のあるコミュニティに入ってみるのも一つの方法です。

SNSには気を付けて!

ただし、SNSに依存するのは注意が必要です。SNSはどうしても「誰かに見てもらいたい」「認められたい」という欲求が強くなりがちです。でも、誰かに認められて自分が存在するのではありません。まずは「自分」という存在を、ちゃんと自分で認めてあげることが大切です。
そしてSNSは他人と比較してしまいます。「周りはこんなに楽しそうなのに自分は・・」なんて思ってしまいます。投稿している人はキラキラした部分を切り取って投稿しているだけです。真実ではない部分はたくさんありますよ。
楽しむ程度なら構わいないですが、どっぷり入り込まずに適度な距離感をもって下さいね。

自分は自分、他人は他人。


私の場合はどうなったのか?

私自身は、2日ほど寝込んだあと、自然と元の生活に戻れました。ただし、症状が長く続く場合は、別の疾患が隠れている可能性もありますので、注意してください。

心療内科にかかるのも1つの方法ですが、これがまたなかなか予約が取りづらいのが現実です。私も主人を亡くしたときに心療内科に通いましたが、最初の予約が取れたのは2ヶ月後でした。

「今がつらい」「今すぐ診てほしい」という人の声に、もっと応えてくれる社会になってほしいですね。


心が疲れているときは、「ちょっと立ち止まる」ことも大事です。そして、自分の声を無視しないでください。「今日一日、何もしなくてもいい」と思える時間が、明日へのエネルギーになります。

もしあなたも似たような不調を感じていたら、一人で抱え込まず、まずは自分を大切にしてください。

あなたへのメッセージ

心がモヤモヤしているのは気のせいではなく訴えです。
私が休んだら・・しんどいって言ったら・・なんて周りの事ばかり考えずに、まずは自分の事を優先して下さい。それで文句を言うような人は縁を切っても構わないと私は思っています。
だってその人はあなたの将来を保証して守ってくれるわけではないからです。
あなたを守るのはあなただけです。

最後まで読んで下さってありがとうございました。

今回の教訓

「時には逃げる事も必要。耐える事が正しいとは限らない」

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