こんにちはノコです🌻
皆さんは洋画を観るとき、字幕派ですか?吹き替え派ですか?
私は俳優本人の声が楽しめる字幕も好きですが、断然吹き替え派なんです👍
ストーリーが難しくなるとより吹き替えがいいと思いませんか?(私だけ?)
今回は、俳優本人や公式サイドから「この人しかいない」と認められた声優たち。もうこの人達じゃないと映画観ないよ!ってくらい定着されている方々・・
「公認声優」の代表である堀内賢雄さん・平田広明さん・山寺宏一さんの最新エピソードを交えて紹介します。
🎤 堀内賢雄 × ブラッド・ピット
唯一の“ブラピ公認声優”、情熱と誇りを胸に走り続ける男
堀内賢雄さんは、ブラッド・ピットの吹き替えを長年務めてきた日本を代表する声優のひとりです。
2022年の映画『ブレット・トレイン』の来日イベントでピットと初対面を果たし、その際に
「鏡を見ているようだ」「セクシーな声」(ブラッド・ピット本人のコメントより)
と絶賛され、以来、**“唯一の公認声優”**として正式に紹介されるようになりました。
この「公認」という言葉は、単に長く担当しているだけでなく、俳優本人から“この人が自分の声”と信頼を明言された存在であることを示します。
🎬 最新作『F1/エフワン』で再び共演
2025年6月から劇場公開されている『F1/エフワン』では、堀内さんが再びブラッド・ピットの吹き替えを担当。舞台挨拶での再会では、公認声優としての信頼関係が改めて話題となりました。
堀内さんは作品について、
「F1レーサーの気分になれるような臨場感があります。音響やテンポも最高。ぜひ“吹き替え版”で体感してほしい」(堀内さんのコメントより)
と熱く語っており、自身の演技に込めた想いが伝わってきます。
🎙️ 声優という仕事への強いこだわり
堀内さんはインタビューで「吹き替えはただの翻訳ではない」と話しており、“俳優の感情と自分の感情を完全に重ねる”ことを最も大事にしていると語っています。
「ただ声を当てるんじゃない。表情や目の動き、息遣いまで感じ取って“同化”しなければ、本物の吹き替えじゃない」(堀内さんのコメントより)
と語るその姿勢は、まさに俳優と心でつながる“声の演技”の真髄と言えますね。
🏆 「信頼される声」であり続ける理由
ブラッド・ピット本人が「唯一の吹き替え声優」として堀内さんを認めた背景には、ただの長年の実績だけではなく、演技への情熱・探究心・そして真摯な姿勢がありました。
『F1』のプロモーションでは、字幕よりも吹き替え版の観賞を勧めるほど、自身の仕事に誇りを持っている堀内さん。その声には、単なる翻訳ではない「命」が宿っています。
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🎤 山寺宏一 × ウィル・スミス & ディズニーキャラクター
ウィル・スミスからは「君のように演技すればよかった」と言われ、まさに“公認”とも言える信頼関係を築いている山寺宏一さん。さらに山寺さんのすごさが際立つのは、以下のような“実質的公認”の存在です。
✅ エディ・マーフィ、ジム・キャリー
- 明確な公認発言こそないものの、長年の担当と完璧な吹き替えで、「この俳優といえば山寺さん」と語られるほど定着。
すごく懐かしい作品『マスク』の日本語吹き替えは天才的に素晴らしかった🤣
『ホーンテッドマンション』も何回も観ました。エディ・マーフィと山寺さんはもう1セットという感じです👍
✅ 世界でも希少!“ディズニー公認声優”という快挙
山寺さんはなんと、“ディズニー本社から公式に認められた声優”として、ドナルドダックを始め、ジーニー(アラジン)やスティッチ、そして『美女と野獣』の野獣など数々のキャラクターを担当しています。
これは、世界でもごくわずかな声優しか得られない栄誉であり、日本では極めて珍しい事例です。
私はディズニーが大好きなので、山寺さんの吹き替えを本当によく聞いています。これだけたくさんのキャラクターの声優をされているのに、全てが違うんです⭐
ジーニーの吹き替えというか、演技というか、それに驚かれた方は多いと思いますが、甲乙つけがたいくらいどのキャラクターも素晴らしいです👏
2025年6月6日から実写版『リロアンドスティッチ』が劇場公開中です🌺
なぜそんなに特別なのか?
- ディズニーはキャラクターの“声のブランド”を非常に大切にする企業で、各国語版にも厳密な審査と認定プロセスがあります。
- 認定には声の再現性だけでなく、演技力・歌唱力・キャラクター理解など、総合的な能力が必要とされます。
- 世界に数名しかいない中で、**日本人としてこの認可を得ている山寺宏一さんは、まさに“世界レベルの声優”**なのです。
“ディズニーが「この声でなければダメ」と言った”——それは声優人生における最高の名誉のひとつ。

🎤 平田広明 × ジョニー・デップ
“声の分身”として歩んだ20年以上の軌跡
ジョニー・デップといえば平田広明さん✨「吹き替えの名コンビ」は切っても切り離せないでしょう。
平田さんは1990年代からジョニー・デップの吹き替えを数多く担当しており、『パイレーツ・オブ・カリビアン』のジャック・スパロウをはじめ、『シザーハンズ』『アリス・イン・ワンダーランド』『チャーリーとチョコレート工場』など、幅広いジャンルの作品で声を吹き込んできました。
🌟 “20年の信頼関係”を示す名シーン
2015年、ジョニー・デップが『チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密』のプロモーションで来日した際のイベントで、2人はついに対面を果たします。
ステージ上でジョニー・デップはこう語りました:
「僕の方が彼に花束を渡すべきだよ。」(ジョニー・デップのコメントより)
これは、単なるあいさつ以上の、20年に及ぶ共演への深い感謝とリスペクトを込めた言葉でした。俳優本人がこうした敬意を公に表すのは極めて稀であり、平田さんが単なる吹き替えの“声”ではなく、“もう一人のジョニー”として認められている証です。
🎙️ 表現力に裏打ちされた“適役”
ジョニー・デップは、奇抜で複雑なキャラクターを演じることで知られています。そんな彼の多面性を、ユーモア・繊細さ・狂気・優しさといった要素まで含めて正確に再現できるのが平田さんです。
平田さんは、単にセリフを翻訳して話すのではなく、「キャラクターの深層心理に入り込み、内面から言葉を引き出す」ようなアプローチを取ることで、日本語版でも“ジョニーらしさ”を失わない演技を実現しています。
その技術の高さから、「吹き替え版で観た方がジョニーの魅力が伝わる」とまで言われることもあるそうです。本当にそうですよね。ジョニーを観たら自然と平田さんの声が聞こえるような気がするのは私だけではないんですね。
ジャック・スパロウの吹き替えは本当に大好きです❤️
皆さんはどのキャラクターが好きですか?
🏅“公認”とは言われずとも、すでに到達している関係性
ジョニー・デップ本人が「ありがとう」と言葉にした時点で、形式的な“公認”以上の絆が、2人の間にあるのは明らかです。
声優としての演技力はもちろんのこと、ジョニーの心に寄り添い、演技の奥深さを共に届けてきたパートナー——それが平田広明さんです。

まとめ👄声優なくして名演なし !!
作品にはもちろん俳優自身の演技力や技術スタッフ、PRスタッフたちの努力があります。
しかしヒットするかどうかはそれだけではなく、間違いなく彼ら声優たちの技術力と努力があっての事だと思います。
公認声優”と呼ばれる存在たちは、俳優本人が信頼を寄せ、自らの代弁者として認めたプロフェッショナル。
ブラッド・ピットと堀内賢雄、ウィル・スミスと山寺宏一、ジョニー・デップと平田広明。
この関係性は、もはや“声の相棒”と呼ぶにふさわしい絆です。
ですが、彼らのすごみは声の演技だけではありません。
キャラクターのイメージを守るために、あえて私生活をあまり語らないというスタンスもまた、プロとしての覚悟の表れです。。
キャラの“声”として生きる以上、自分自身を過度に出さないという姿勢には、美学すら感じられますね。
今はSNSなどを通じて私生活を発信する声優も増えてきて、時代と共に考え方やスタイルも変わってきています。これから声優業界がどうなっていくのか、新たなものが生まれていくのか楽しみですね。
最後まで読んで下さってありがとうございました🤗
映画をより楽しめる深掘り記事を更新しています。読みやすく分かりやすい内容にしていますので、よろしければ他の記事も読んでみて下さい🌷
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